ワールドインポートマート5F
2月6日(木)
15:45-17:45 G4  オンデマンドプロモーション最前線〜PPO推進協議会1年後の現状報告 17,000円
(当日申込み価格)
オンデマンドプロモーションを目指したPPO推進協議会が発足して一年が経過した。輝かしい実績を上げた点や反省点を分析し一年の成果を総括してみたい。新しい印刷ビジネスにとって大きな指針になるはずである。
印刷物の受注形態・ワークフローの近未来的システムを目指したPPOだが、一年経過後は実績を挙げた二つのビジネスに着目して、ご紹介したい。
一つはオンデマンドカタログを実現した研文社の事例だ。50部の小ロットをWeb to Printのシステムを使うことで多数の小ロットを受注し、複数ロットをワンジョブにしてしまうことで、何千部の大ロットと同様の効率で動かすことが可能になる。これをアナログ印刷のギャンギングと比較してジョブギャンギングもしくは時間的ギャンギングと呼んでいるが、この辺のことを実現したのがPPOのPPOたる所以なのである。この辺を実現した経緯やノウハウについて研文社と電通オンデマンドグラフィックには語っていただく。
また、PPOの要求に対して四つのワンストップサービスを中心とした非常に多くの商品ラインナップを取りそろえている東京リスマチック。益々商品を充実させ、3Dプリントやアパレル関連(オリジナルTシャツプリント等)、大判プリント商品もサービスの範囲としている。
仕事を提供している電通オンデマンドグラフィックに対して、PPO受注側の研文社と東京リスマチックの三社で、実際のメリットや問題点について明らかにしていきたい。Web to Printや小ロットビジネスを独自にやられている会社にもこのPPOの考え方は必ず参考になるはずである。
モデレータ:小野裕二   株式会社電通オンデマンドグラフィック 執行役
佐賀県出身、1964年生まれ。久留米工業高等専門学校機械工学科卒業後、日立精工(株)入社。1992年(株)電通アクティス大阪入社、1997年(株)電通テックへ合併に伴い関西支社へ。新聞広告の電子送稿フォーマット策定や雑誌広告の基準カラー策定などに従事。
2011年 4月(株)電通オンデマンドグラフィック設立に伴い出向。
現在、グラフィックコーディネートセンターオンデマンドプランニング部長でオンデマンドプロモーションを推進中。
スピーカー:輿石正和   株式会社電通オンデマンドグラフィック 代表取締役社長
東京都出身 1956年生まれ。1976年育英工業高等専門学校 グラフィック工学科卒業。1977年(株)電通印刷所入社。品川工場にて製版のハンドレタッチ業務に従事。1983年 営業部へ配転。電通SP局駐在。1996年(株)電通テック設立。デジタル事業本部制作推進部次長。2002年(株)デジタルパレット設立と共に出向。取締役副社長就任。企業内オンデマンド印刷ブティック「D-pro」事業を推進。2006年(株)電通テック 執行役員、2008年 常務執行役員2009年DDC本部長。
2011年4月(株)電通オンデマンドグラフィック設立と共に出向。代表取締役社長就任。
著書に「印刷営業マンのためのDTPゼミナール」(印刷学会出版部)がある。
スピーカー:網野勝彦   株式会社研文社 代表取締役社長
昭和61年3月 関西学院大学法学部卒業
昭和61年4月 入社(東京勤務)
※営業部にて金融グループ、広告代理店を担当
平成 6年12月 取締役企画室長(大阪勤務)
※プリプレス担当役員としてデジタル化の推進
平成9年5月 専務取締役に就任
※営業本部長
平成24年3月 代表取締役社長に就任
事業協同組合EPC-JAPAN 専務理事
関西学院大学体育会ヨット部監督
スピーカー:鈴木隆一   東京リスマチック株式会社 代表取締役社長
1967年生まれ。1990年早稲田大学政経学部経済学科卒業後、野村證券(株)入社。同年東京リスマチック(株)入社。早稲田地区での通算4年の勤務ののち、1995年同社 代表取締役社長 就任(現任)。
スピーカー:野澤康文   株式会社電通オンデマンドグラフィック PPO推進事業部
1990年 電通印刷入社。スキャナーオペレーター・DTPオペレーター・フォトレタッチャーを経験。2011年 電通オンデマンドグラフィックにてオンデマンドプロモーションの営業を本格化。