ワールドインポートマート5F
2月7日(金)
15:45-17:45 S13  DTP出力トラブルはなぜ起こる 17,000円
(当日申込み価格)
円熟期にあるDTP 技術だが、今なお出力トラブルがついてまわる。原因はデータ制作方法やアプリケーション機能の中にある。「出力できないDTP データ」について考えトラブルのメカニズムと解消法を考える。
●講師からのメッセージ
「DTP出力トラブル」は印刷物製作業務において泣きどころになっています。これはデータ制作側と出力側の共通ルールが確立されていないことによって起こることが多いものです。具体的には、出力のしくみやサポートされているデータ形式、カラーマネジメントなどの必要技術の理解やそれを反映したDTPデータの制作ができていないことなどが挙げられます。また、そこに出力と相性のよろしくないアプリケーションの機能や制作データ個別の要因が加わることもあり、事態をいっそう分かりにくくさせています。そして、仕事の内容によって事前の打ち合わせが必要なケースも存在します。それら複雑に思える要因を、本セミナーでは「基本編」「制作編」「コミュニケーション編」という出力トラブルの段階・症状別に分け、なおかつ「出力できるデータ制作」の理解に必要な知識を交えながら分かりやすく解説し、解消法を探って行きます。

●セミナー内容
1. 出力トラブルの原因
・考え方

2. 印刷出力の基本
・印刷出力のしくみ
・フォントの種類
・画像のフォーマット

3. 出力できるDTPデータ
・トラブルデータ実例

4. 出力できる画像データ
■CMSの基本
・共通カラースペース
・CMM
・ICCプロファイル

■DTPデータ制作上のトラブル
・CMSが正しく運用されていないケース
・画像データ

5. 出力できるPDFデータ
・PDF/x-1a + 必要項目
・出力の際の注意点

6. トラブル原因の追求と解消法
・出力トラブルの検証フロー
・入稿データトラブルの解消
講師:古殿竜夫   JAGAT講師
長年印刷会社に勤務。在職中は営業そして、DTP部門の立ち上げ、入稿・工務担当を推進。現在は、JAGATにて講師、執筆などで活躍中。
JAGAT 「月刊プリンターズサークル」にて「DTPデータトラブル救急隊」 通信教育「営業のためのCTP講座」など執筆。