コダック ポリクローム グラフィックス株式会社(代表取締役会長・CEO:本嶋 公民)は、サーマルCTPプレート「コダック ポリクローム サーマル プリンティング プレート830」(以下 「サーマル830」)及び「コダック ポリクローム サーマル プリンティング プレート エレクトラ830」(同「エレクトラ830」)に、ランニング コストを大幅に削減できる新しい現像システムを採用します。
この新しい現像システムは、現像液(母液・補充液兼用)として、「サーマル830」プレートは「PD1R現像液」、「エレクトラ830」プレートは「PD1現像液」をそれぞれ採用します。いずれも「コダック ポリクローム PS 版 ポジタイプ」にも使われる希釈タイプの現像液です。
これまで、「サーマル830」 及び「エレクトラ830」 に使用する現像液は原液使用タイプでしたが、希釈タイプの現像液を使用することによって、通常のPS 版並みのランニングコストでCTP プレートが使用できるようになります。また、これらの現像液は高い安定性を備えると共に、現像補充率そのものも低く、廃液回収コストも低く抑えることができます。
なお、フィニッシング ガムは、PF2または MX1698J(いずれも希釈タイプ)を使用します。
また9 月20日より、この補充タイプの現像システムに最適な新しいプレート プロセッサー「コダック ポリクローム プレート プロセッサー PK-910」(最大処理幅 91cm)及び「同 PK-1310」(同 131cm)を発売します。
新現像システムの特長
1. 低ランニング コスト
現像液のランニング コストが、希釈タイプの現像液(母液・補充液兼用)を採用することによって、弊社従来比約4分の1(「サーマル830」の場合)で済みます。
2. 低現像補充率
現像補充率が低く、廃液処理コストを低く抑えることができます。
3. 通常のPS版と同様の高い安定性
通常のPS版と同じ現像液を採用することにより、高い安定性を実現しました。さらに、現像母液の寿命も飛躍的に向上しました。
価 格
<現像液>
コダック ポリクローム サーマル830現像液/補充液 PD1R
5リットル入り: \ 5,390
*現像母液(1:5希釈)、現像補充液(1:4希釈)兼用
コダック ポリクローム エレクトラ 830現像液/補充液 PD1
10リットル入り: \ 4,170
*現像母液(1:5希釈)、現像補充液(1:4希釈)兼用
<フィニッシング ガム>
コダック ポリクローム サーマルCTP プレート フィニッシング ガムPF2
5リットル入り: \ 5,000
*1:1.5希釈で使用
プレート フィニッシャー MX1698J
1リットル入り: \ 1,270
*1:1.5希釈で使用
<プロセッサー>
コダック ポリクローム プレート プロセッサー
PK-910 オフライン用: \ 3,400,000
PK-910 インライン用: \ 3,540,000
PK-1310 オフライン用: \ 4,900,000
PK-1310 インライン用: \ 5,050,000
《 本件に関するお問い合わせ先 》
コダック ポリクローム グラフィックス株式会社 広報担当 野々山
TEL:03-3248-8183 FAX:03-3248-8189
E-mail:webmaster@kpgraphics.co.jp
1999/09/14 00:00:00