【10/3開催】カーボンニュートラルに向けた印刷会社の環境対応

掲載日:2023年9月4日

企画趣旨

かつて経験したことがないような猛暑、大雨など気候変動の影響を身近に感じるようになっている。地球温暖化の要因である温室効果ガスの排出量削減は人類共通の課題として、2015年のパリ協定には21世紀後半までに人為的な温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることが盛り込まれ、我が国でも2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルの実現を目指すことが宣言された。

印刷業界では日印産連から印刷業界「2050年カーボンニュートラル宣言」が出され、具体的な取り組みとして、省エネ活動のさらなる推進、再生可能エネルギーの導入、プロセス・構造の転換、新たな情報文化・生活文化の創出などがうたわれている。

個々の企業としても社会貢献という意味合いだけでなく、効率化、省資源化による原価低減の効果や積極的な取り組み姿勢をアピールすることによる受注機会の創出というビジネス面でのプラスの効果が見込める。印刷物の発注側の企業の中には、自社の活動だけでなくサプライチェーン全体での温室効果ガス排出削減に取り組む企業もでてきており、発注者からの要請に備えることも必要となりつつある。

そこで、本研究会では、カーボンニュートラルに向けた印刷業界の指針や実際の取り組み、そしてCO2排出量の見える化を工場の現場改善と結びつける提案を紹介する。自社なりの環境対応を考えるきっかけとしていただきたい。

プログラム

カーボンニュートラルに向けた印刷会社の環境対応

(1)印刷業界の温暖化対策への取り組み
   ・印刷業界「2050年カーボンニュートラル宣言」
   ・グリーンプリンティング(GP)制度

一般社団法人日本印刷産業連合会 環境安全部  部長 森 浩二 氏

 

(2)「環境対応」と「健康経営」の両面に配慮した生産工程の確立
   ・「環境対応」と「健康経営」の両面に配慮した生産工程の確立
      -印刷会社の持続的成長に向けて-

株式会社光陽社 生産本部システム部  部長 千葉 達也 氏

 

(3)脱炭素に貢献する「環境配慮型プリント」の取り組み

      *「カーボンゼロプリント」と「カーボンニュートラルプリント」
      *CO2排出量データシートとカーボンオフセット証書

日本サステナブル印刷協会 佐々木 雅規 氏

 

(4)CO2排出量の見える化と改善活動への利活用方法
      *なぜ、CO2が問題なのか?~カーボンアイニュートラルとCO2排出量の関係
      *脱炭素経営に取り組む5つのメリット
      *CO2排出量を見える化するには、どうする
      *エネルギーの使用量を利用した改善ツール「カーボンアイX0」の紹介
      *改善活動のポイント(継続するには理由がある)
   

株式会社CEX 山本 徳太郎 氏

 

(5)ディスカッション(登壇者)

開催日時

2023年10月3日(火) 14:00-16:30 (開場13:30)

開催方式

Zoomウェビナーとリアル会場の併催 (定員50名)

参加費

一般:15,400円(税込)
JAGAT会員:11,000円(税込)
印刷総合研究会メンバー:無料([一般会員]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで)
自社が研究会メンバーか確認する場合は、
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お申込み

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研究会のZoom参加方法のご案内

会場(リアル参加の場合)

東京都杉並区和田1-29-11 日本印刷技術協会 セミナールーム
丸ノ内線 中野富士見町駅から徒歩4分、新中野駅から徒歩10分

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