企画趣旨
昨今では、毎日のように「生成AI」「ChatGPT」などの言葉を聞くようになった。近い将来、これらの技術によって、われわれの社会生活やビジネスが大きな変革に直面することは避けらない。例えば、生成AIでは、高度な文章コンテンツ、グラフィック(画像・動画)コンテンツ、音声・音楽コンテンツ、プログラム・コードなどの生成を実現できる。これらのコンテンツを生み出し利用するシーンが増え、あらゆる分野において本格的な活用が進むことが予想される。
既に、アドビ社では、デザイン・グラフィック分野のAI ツール「FireFly」を実用化し、自社アプリケーションなどに搭載しており、この分野のリーダーとして積極的な動きを示している。
本研究会では、「生成AIと印刷・デザイン」をテーマとし、印刷・デザインの実務で生成AIがどのような影響があり、どのように活用できるのか、を考察する。