印刷関係者であれば、モニター画面の鮮やかなカラー画像を、印刷物として再現できないことは理解されているだろう。しかし、一般の人々(印刷発注者)は、画面で見たとおりの色を印刷し、再現して欲しいと願っている。
このようなギャップを埋めるため、オフセット印刷でも、以前から6色印刷や広色域プロセスインキの試みが行われてきた。しかし、これらは高コストで大部数でなければ採算が取れないという課題がある。
近年では、広色域対応のトナーやインクジェット用インクが多数開発されている。デジタル印刷であれば、小ロットでRGB入稿を前提とした実用性の高い広色域印刷も可能である。すでに写真集・美術印刷、CG・イラスト、同人誌などで活用されている。また、金・銀トナーなどを使用し、CMYKを超える豊かな表現力でビジネスを広げている印刷会社もあり、新たな市場が生まれている。
本研究会では、先進的に小ロットのRGB印刷や多色印刷に取り組む企業に話を伺い、これまでの成果や今後の可能性について考察する。
日時
2021年6月1日(火) 14:00-16:30 定員50名
開催形式
オンライン:Web会議ツールの「Zoom」を使用します。
参加費
15,400円(税込)、JAGAT会員 11,000円(税込)
印刷総合研究会メンバー:無料 [一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで
→自社が研究会メンバーか確認する場合は、こちらのフォームからお問合せください。
プログラム
(1)イントロダクション 14:00~14:05
JAGAT
(2)金・銀トナーを活用した印刷ビジネス 14:05~14:40
株式会社千葉印刷 代表取締役 柳川 満生氏
(3)HP IndigoとRGB入稿・広色域印刷 14:40~15:15
株式会社日本HP デジタルプレス事業本部 テクニカルマネージャー 森 真木氏
(4)RGB入稿で実現した写真集・絵画作品集の広色域印刷 15:25~16:00
株式会社博進堂 常務取締役 長井 伸裕氏
(5)質疑・ディスカッション 16:00~16:30
申込み
当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。
留意点
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問い合わせ先
内容に関して
研究調査部 印刷総合研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 電話:03-5385-7185(直通)