■開催日時 |
2007年6月1日(金)
14:00-16:00(受付は13:30より)
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■趣旨 |
出版科学研究所の調べによれば2006年の出版物販売額は2兆1,525億円、書籍が1.4%増、雑誌が4.4%減で合わせて2.0%減と2年連続の減少であった。雑誌は落ち込み幅が過去最大、創刊点数も前年比19.9%減と低落がさらに加速した。
書籍はこの8年ほど年間販売部数が7億冊台でほぼ安定推移に移行し、下げ止まりの傾向にある。書籍と雑誌の需要の違いはメディアとしてのあり方の違いを反映しているように思われる。とうとう2006年は単行本とコミックの合計売上高が雑誌の売上高を追い越した。雑誌が低落し、書籍は持ち直すような傾向は諸外国でも同様だ。
一方で書籍やコミックのコンテンツ価値の見直しは進んでいて、ドラマ化・アニメ化される作品が急増している。ある出版社の年間のテレビ化作品は30本にも及ぶという。コンテンツの魅力に変化がないのに販売部数が減少しているとすれば、ケータイ小説の登場などに象徴されるメディア多様化によって販売・購入手法のシフトが進んでいるとも考えられる。
有力オンライン書店の出版市場に対する影響力は確実に増し、取次店の協業も効果を奏し始め、ケータイ小説やテレビ化、映画化作品からのベストセラーも目立つ。近年低迷を続けてきた出版市場に明るい兆しと変化も見え、クロスメディア化の成功事例も現れ始めた。
最後まで生き残るパッケージメディアとも言われる出版物の最新市場動向について、マスコミ界の専門紙で出版担当部長を務める星野氏を招き、詳細な解説をいただく。
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■講師と内容 |
●14:00-16:00 出版市場の最新動向
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■会場 |
東京会場
社団法人日本印刷技術協会 アネックス2F研修室
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
大阪会場 (ライブ中継セミナー)
大阪印刷会館セミナー室
(〒534-0027大阪府大阪市都島区中野町4-4-2)
※本ミーティングは、テレビ会議システムを利用した双方向の
ライブ中継によって大阪会場でも受講できます。
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■参加費 |
JAGAT会員・一般 15,750円
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■参加費振込先 |
参加費は、下記口座にミーティング開催日の2日前までに振り込み願います。なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。
代わりの方のご出席をお願いします。
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■申込み |
内容の問い合わせは下記へご連絡ください。
社団法人日本印刷技術協会 研究調査部
印刷マーケティング研究会担当
電話:03-3384-3113(直通)
お申込は,この
申込書を出力して,
FAX(03-3384-3481)にて
お申し込みください。
印刷マーケティング研究会メンバーの方へは別途送付しております メンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
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■主催 |
社団法人日本印刷技術協会
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