■開催日時 |
2007年7月26日(木)
14:00-16:00(受付は13:30より)
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■趣旨 |
特にアパレル製造などでは中国への生産移転が一般化して久しいが、印刷業ではあまり進んでいない。それは納期・原価・品質などの事情によるが、例えば品質に対する捉え方も文化面での違いとして一要因になる。過剰品質とも言われる日本での印刷水準を他国に要求するのは難しい。
印刷物の生産体制は、どこの国でもその国の社会や文化が要求する印刷物を生産するように整備されていく。例えば「折込チラシ」は日本式の広告媒体で、商業オフ輪機が普及していない中国で輪転印刷すれば価格は高くなるし、中国での輪転印刷物の価格は高値安定状態にある。
近年は日本で低価格化が進行したため、印刷物の種類によっては日本の価格が中国の価格を下回るものもあるという。中国で急速に増加した裕福層向けの高級印刷物については、品質的にも価格的にも日本で生産して輸出するメリットの方が大きい場合もある。
この辺の印刷事情の違いを理解しておくことが、他国と連携する場合の基礎になる。とは言え、あまりにも中国は広大で地域差も大きく、十人十色の捉え方があったとしてもどれも間違いではない。その意味では実地に見たり体験したりしたことが経験として理解の役に立つ。
今回は、2002年から中国と印刷連携ビジネスを展開してきた田中氏の話を聞く。絶えず日中間を往復、多様なクライアントからの相談を受けてきた経験をもとに失敗談も交えつつ、「中国に頼んで良い印刷物は何なのか?」という観点を通して実地的な中国の印刷最新事情を聞く。
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■講師と内容 |
14:00-16:00 中国印刷最新事情
〜中国に頼んで良い印刷物は何なのか?〜
田中印刷所
代表取締役
吉林芸術学院動画学院 客員教授 田中由一 氏
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■会場 |
社団法人日本印刷技術協会 アネックス3F研修室
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
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■参加費 |
JAGAT会員・一般 15,750円
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■参加費振込先 |
参加費は、下記口座にミーティング開催日の2日前までに振り込み願います。なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。
代わりの方のご出席をお願いします。
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■申込み |
内容の問い合わせは下記へご連絡ください。
社団法人日本印刷技術協会 研究調査部
印刷マーケティング研究会担当
電話:03-3384-3113(直通)
お申込は,この
申込書を出力して,
FAX(03-3384-3481)にて
お申し込みください。
印刷マーケティング研究会メンバーの方へは別途送付しております メンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
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■主催 |
社団法人日本印刷技術協会
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