2007年10月23日に開催されたミーティング「企業Webサイトの実態とブランディング向上」のアンケート結果です。(N=20)
問1:受講のきっかけ
今回は、半数以上(60%)が「JAGATからのFAX案内」でミーティングに参加したと回答しています。次いで「上司・同僚からの紹介」が35%となっており、この2つでほとんどを占めています。今回はWebサイトを見て受講された方は0でしたが、これは本ミーティングの告知期間が短かったことも影響していると考えられます。
問2:業種
業種はやはり「印刷・製版」が45%ともっとも多いものの、「デザイン・編集・制作」が40%と、ほぼ1:1となっています。今回はWebに特化したテーマであったこともあり、Web関連の方が多かったようです。
問4:今回のセミナー内容
今回は前半にアンケート調査の結果から見るWebサイト管理者の傾向、後半でその改善策という構成でした。評価はおおむね良かったものの、「クロスメディアの内容ではなかった(Webに特化)」「一般的な話に留まった」というようなご意見もいただきました。
●第1部:企業におけるWebサイトの利用と運用
[ご意見]
- 現状、企業のWebサイトおよび制作会社に対する期待を実際のデータを把握できた。Web運用の現状が良くわかった。(3件)
- 回収率が低い=あまり協力が得られなかったのに少々びっくり。そんなものなのでしょうか。
- 大企業内でもWeb管理者(社内)が不足していることがわかった。
- 自分が顧客訪問に伺った際に思ったこと(基本的な役割分担がされていない)が問題点に出されており、少し安心した。
- グラフが見えにくかった。データの突込みが浅いところが見られた。
●第2部:Webによるブランディング向上のための具体的改善手法
[ご意見]
- 負のスパイラルの脱却方法のひとつの解を得られた。
- 費用対効果の算出方法がわかった。
- いかに「コアコンテンツ」に導くかという考え方・方法に興味を持った。
- 手段と目的の問題は難しいところだと思う。
- 参考になった。
- Webも他メディアと同様ユーザ視点が大切ということで、「特別なメディア」意識が消えた。
- 効果測定を測るものがどういうものになるのか難しいところだと感じた。(効果測定手法の難しさ)
- アイトラッキングに興味を持った。
- ブランディング向上のための具体的な手法について、わかりやすく説明されていた。
- 具体的なブランディング構築のためのWeb制作手法が聞けなかったのが残念だが、とても参考になった。
- 用語集、実績を自社サイトに提案しようと思う。
- 面白かったが、クロスメディアというよりWeb オンリーな内容だったと感じる
■気になったキーワード
- アイトラッキング
- 費用対効果
- 1億円以上(Webサイトにかける年間予算が1億円以上の企業が12%)
- 離脱率(訪問者がWebサイトから出ていってしまう割合)
- コアコンテンツ
- 要件定義
- SEO
- ユーザがクリックすることで「経験する」
- アナリストによる解析・分析
問4:今後期待するセミナー・ミーティング
- 同業者の意見交換的な内容
- 具体的な管理手法、クライアントの要件変更に関する接し方など
- ビジネスアイディアに直結するような実践的な内容
- Web to Printに関して
- IC(Suica、Pasmo、おサイフケータイ等)関連サービスについて
- 経営、広報等コンサルティングについて、その手法など実践に役立つセミナー
問5:Web関連技術のうち、関心があるキーワード(複数回答)
次回以降のミーティングのテーマについて、関心度合いをおたずねしました。
母数は少ないながら、もっとも多かったのが「HTML5」および「XHTML2.0」についてでした。その他の技術としては、「Flex2」があげられていました。
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