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IT分野に革新をもたらすものとして注目を集める無線ICタグ(RFID)技術。すでに定期券やCDなどの盗難防止シールとしての利用が普及しているが,流通分野では,従来のバーコードに代わる高度な商品・在庫管理の手段として,RFID実用化の検討が進んでいる。 工場での出荷から中間業者,小売業,商品利用者,廃品回収業者が,1つのRFIDで管理を行うことで,物流システムへの大きな改革が期待される。 このような中で,ICタグ技術の国際的な非営利研究組織として,米国・マサチューセッツ工科大学に本部を置くオートIDセンターが,物流管理システムの業界規格の策定と最先端の技術開発を行うために設立された。今年は日本拠点が設立され,技術や体制が着実に整いつつある。 3月には,大手出版社と印刷会社6社が中心となってICタグ技術協力企業コンソーシアム設立総会が開かれ,出版・印刷業界におけるICタグ技術への取り組みが始まった。 通信&メディア研究会では, ICタグネットワーク構築の実現にむけて,オートIDセンターの動向,出版・印刷・書店・消費者間の情報システムの構造を変えるICタグ技術の役割,残される課題を探る。
●15:00-16:00 ICタグ実現への社会的背景とオートIDセンターの動向
●16:00-17:00 ICタグで進化する出版・印刷物
社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 通信&メディア研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
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2003/05/07 00:00:00