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【テクノロジー】トラック

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プロの扱うDTPはパッケージソフトの段階を越えた。効率的ネットワーク運用,カラーマネジメント,自動処理化など,システム的な見直しによって,より効果の高いレベルに脱皮しつつある。またシステム的な視点で新たなソフトが作られたり,PODなど新たな応用も起こっている。これらDTPテクノロジーのキー項目を取り上げる。

2/3(木) 9:00-11:00 文化会館5F 502
D1 ネットワーク戦略
モデレータ:(社)日本印刷技術協会/大久保 充
スピーカー:利根川印刷(株)/利根川 英二
       中日高速オフセット印刷(株)/内藤 久之
       (株)東京印書館/西村 光生
DTP制作工程でのLAN利用は一般化したが,ネットワーク化の次のステップは業務管理DBやイントラネット化などの基盤を作り,その結果顧客へのサービス開発をすることである。そこに至るためにどのようなIT戦略を作り,ステップアップしていくかを検討する。

2/3(木) 12:00-14:00 文化会館5F 502
D2 カラーマネジメント
モデレータ:(社)日本印刷技術協会/相馬 謙一
スピーカー:(株)富士通研究所/臼井 信昭
       日本印刷学会/弓木 慶一
       大日本印刷(株)/木村 克巳
勘と経験の色合わせから脱却し,計数管理のカラーマネジメントシステムへの切り替えが必要な理由は,コンテンツの再利用とかコーポレートワイドな品質基準作りのためである。CMSツールや運用のポイントについて,管理水準の向上という視点で見直しをする。

2/3(木) 15:00-17:00 文化会館5F 502
D3 自動組版
モデレータ:(株)ライトビジョン/石谷 祟
スピーカー:(株)プロキシー/勢川 貴史
       (株)データプロセス研究所/山本 彰俊
データベースなどで構造的に管理された原稿を,DTPのテンプレートにバッチで流し込み,多ページを効率的に処理するQuarkXtentionが使われている。単なるレイアウト作業を越えて,データベースとの整合性やオンライン利用など今日的な課題への対応も考える。

2/4(金) 9:00-11:00 文化会館5F 502
D4 次世代DTP
モデレータ:(株)エポック・ティーエスシー/江本 博治
スピーカー:方正(株)/管 祥紅
       富士通(株)/窪田 伸一
       (株)リンクス/小澤 正
個別の出版環境に合わせたDTP運用のシステム的なソリューションが求められている。コア機能の周囲を作り込む方正のFounderFITSの利用や,モジュール構造で開発を容易にしたAdobeのInDesignがあるが,この種の方法でどのような効率が得られるかを検討する。

2/4(金) 12:00-14:00 文化会館5F 502
D5 OneToOne・POD
モデレータ:大日本スクリーン製造(株)/郡司 秀明
スピーカー:富士ゼロックス(株)/星名 勧
       (株)電通ワンダーマンケイトージョンソン/後藤 一喜
OneToOneマーケティングで情報を絞り込んだDMが行われているが,従来の情報量が豊富なカラー印刷物も好まれる。本当の意味でのOneToOneとは? 今日の単純な購買歴管理やバリアブルプリントを越えた強力なツールにするにはどんな工夫が必要であるかを考える。

2/4(金) 15:00-17:00 文化会館5F 502
D6 ワークフロー管理
モデレータ:(株)テックデザイン/斉藤 和弘
スピーカー:田宮印刷(株)/森 文夫
       (有)オープンマジック/長谷部 誠
       (株)プロ・バンク/庄司 正幸
通常の技術はアメリカから3〜4年遅れで日本にも普及したが,QuarkのQPSは7年以上経っても日本ではあまり取り組まれていない。しかし作業管理が効率化しないとデジタル化のトータルなメリットがでない。この問題にどう取り組むべきかをエキスパートが考える。

1999/11/24 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会