行政の情報化における全国のモデル自治体である三鷹市。今回のミーティングではその三鷹市の情報化・電子化の推進役である後藤省二氏をお招きして、「電子自治体と地域情報化の現状と課題」を考えていきます。
その中でポイントとなるのが、民間企業と行政、行政と市民の協働化の流れの促進です。市民満足度向上の推進と行政のスリム化が求められる中で、三鷹市は電子化・情報化政策を積極的に事業者に委託していく考え方でいます。三鷹の森ジブリ美術館の開設、CIO(情報戦略最高責任者)の民間登用もその流れに即したものでした。
また、三鷹市は電子自治体のために、eスクール、情報家電活用、電子申請、電子収納(マルチペイメント)の実証実験を積極的に行なってきました。
そこから出てきた課題を通して、またe-JAPAN戦略の中で、今後の情報化・電子化の戦略も考えていきます。
そして、電子自治体化が進む中での今後の紙(ドキュメント)の位置付けについても、お話いただけます。印刷業のビジネスチャンスも、今後さまざまな形で発生してきます。
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