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デジタル著作権とコンテンツの活用戦略

――法律/ビジネス/技術動向を通してその全体を動的に把握する――

通信&メディア研究会 拡大ミーティング

開催日時 2004年6月22日(火)
14:00-16:00(受付は13:30より)
趣旨

著作権を理解していないと、著作者と事業者との間で、共にメリットを持てる継続的なビジネスが作れない。しかしWebをはじめとするデジタルコンテンツの時代となり、プログラム、データベース、アイコン……と著作物の範囲が広がってきた。そして「保護する法」と「運用するビジネス」と「著作者」との間で、著作権は一貫性をもたないものとなってきた。DRM、電子透かし、アクセスコントロール、シュリンクラップ契約等の権利を運用し、守るための技術や仕組みは、既に法制度に先行してしまっている。

そのため、今、著作権とそのビジネス戦略を考えるには、ビジネス上の利害の一方を代表する方々の見解を聴くだけでは、そのアクティブな全体像を捉えることがなかなかできない。法律、商慣習、ビジネス動向、技術動向を客観的に把握しておかないと、ビジネス全体の戦略が立てられない。

コンテンツそれぞれの性質に対応したビジネスの全体がどのように流れていくのかというトレンドを理解し、それを読み取り、活かすためのリーガルマインドを掴み、今後印刷業界でもますます必要となるデジタルデータ、コンテンツを扱うビジネスを戦略的に進めていく際の基本的な認識を得ることができる必聴の2時間となるはずである。講師の名和小太郎氏は、その第一人者である。

講師と内容

●15:00-17:00

国際大学GLOCOM客員教授 名和 小太郎 氏

【プロフィール】
東京大学理学部物理学科卒業。工学博士。情報処理学会フェロー。石油資源開発、旭化成、旭リサーチセンター取締役(技術政策)、新潟大学法学部教授、関西大学総合情報学部教授を経て、現職に。
郵政省通信放送融合懇談会委員、著作権審議会、工業標準化調査会等の専門委員、学術著作権協会理事、日本データベース協会座長代理などを歴任。
著書に、『技術標準 対 知的所有権』(日本規格協会文献賞受賞)、『サイバースペースの著作権』、『学術情報と知的所有権』(大川財団出版賞受賞)、『ディジタル著作権』他多数。


会場 社団法人日本印刷技術協会 アネックス3F研修室
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
参加費 JAGAT会員・一般 10,500円
参加費振込先 参加費は、下記口座にミーティング開催日の2日前までに振り込み願います。なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代わりの方のご出席をお願いします。
  • 口座名:(社)日本印刷技術協会
  • 口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
申込み 内容の問い合わせは下記へご連絡ください。

社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 通信&メディア研究会担当
電話:03-3384-3113(直通)

お申込は,この 申込書 FAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
通信&メディア研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

主催 社団法人日本印刷技術協会

2004/06/14 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会