■趣旨 |
SP広告市場は2兆円規模と言われるが,そのうちPOP広告市場の規模は約2,500億円,年率5%前後での堅実な成長と推計されている。POP広告は,店頭で消費者に商品を直接訴求,選択させる機能を担う。宣伝で店舗まで誘導しても,最終的に消費者に買われなければ意味がなく,広告宣伝費のかけ方が変化しつつあるとも言われる。今後,印刷会社には,店頭広告まで含めたマーケティング効果や,プロモーション領域に係る総合的な提案が求められてくるのではないか。
国内イベント市場の規模は約4兆円,全国で開催されるイベントの件数は約42,000と推計されている。近年ではまちづくり,インフラ整備などと密接な関係を持ちつつあると言う。国内イベントは博覧会,フェスティバルなど7カテゴリーに分類されるが,例えばそのうちの一つ「販促イベント」の市場規模は平成14年に9,267億円,平成15年に12,419億円と推計されている。
今回のミーティングでは,それぞれの分野で8月に発刊される最新の年度報告書を基に,最新市場動向,今後の予測などについて聞く。
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