広告+αの販売促進ツールとして活用されてきたフリーペーパーは，2003年ごろから読み物が主体となった雑誌形式の〔フリーマガジン〕が台頭し，メディアとしてのカテゴリーを確立した．

最近は，紙の媒体をひとつの入り口とし，PCやモバイルと連動させることでプロモーションの効果を上げるクロスメディア的な活用方法が注目を集めている．

今回のミーティングでは，創刊10周年を迎える『東京シーサイドストーリー』（月刊，40万部発行）の取り組みを紹介する．『東京シーサイドストーリー』は，臨海副都心を中心とした街づくりをサポートしている．東京都公安局と産経新聞社によるプロジェクトとして運営される本企画は，特に携帯電話を使ったモバイルに力を入れ，紙媒体の紙面と完全連動する形で発信力を拡大している．さらにフジサンケイグループの各媒体，PC，電子ブック，モバイルサイト，ラジオ番組など企業力を活かした戦略を展開する．

モバイルの活用は，QRコード，モバイル動画，誌面では見られないパノラマ画像などを駆使し，新規顧客獲得，リピータの囲い込みツールとして誌面とモバイルサイトを合体させて推し進める．

14:00-16:00 メディア企業が行う「フリーペーパー」のビジネス展開の構図と戦略

産経新聞社 営業局 プロデューサー　小松　利央 氏
株式会社東京ベイスタジオ 代表取締役　川辺　保弘氏

内容
・ メディア企業がフリーペーパーに取り組む理由
・ フリーペーパーのビジネスモデルと効果
・ 『東京シーサイドストーリー』クロスメディア展開の構図
・ 連動メディアはPCでなく，なぜモバイルなのか？

※当日は，会場で『東京シーサイドストーリー』の公式モバイルサイト「東京シーサイドストーリーモバイル」を体験するデモを行います．携帯電話をお持ちの方はぜひご持参ください．
※内容は変更することがございます。あしからずご了承ください。

社団法人日本印刷技術協会　研究調査部　通信＆メディア研究会担当
電話：03-3384-3113（直通）

お申込は，この 申込書 FAX（03-3384-3481）にてお申し込みください。 通信＆メディア研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。