印刷会社におけるテレワークへの移行のネックのひとつが紙の伝票と承認印によって組み立てられている業務フローである。さらに、精緻なデータに基づく経営判断や製造の自動化を推進するうえでもMISのよりレベルアップした運用は今後欠かすことができない。
趣旨
MISとは経営情報システムと日本語訳されることが多いが、本当の意味で経営判断に活用できている印刷会社は少数なのではないか。その原因の多くは、システムに入っているデータが不十分(入力が不徹底)であったり、データの精度が低いことにある。その理由を使用者に問うと、たいてい「システムの使い勝手が悪いから」という答えが返ってくる。 経営者からは見たいものが見えないと言われ、使用者からは使いにくいと言われるのは、本当に導入したシステムだけが悪いのだろうか。
MISの導入や運用に際し、どのような落とし穴があるのか、よくある失敗パターンを紹介するとともに、ではどうしたらうまくいくのかを議論する。また、これからのMISに求められることを話し合う。
日時
2020年10月23日(金) 14:00-16:00
開催方式
【受講形式】 オンライン参加:Web会議ツールの「Zoom」を使用してオンライン聴講する方式です。参加者の顔は画面に映りません。
※ 新型コロナウィルス感染症に関する対応について
※ 研究会のZoom受講について(事前おねがい)
※ お申し込み後の流れ
構成
① よくある失敗例と原因の本質(成功のポイント)
・システム導入編と運用編
失敗例:
『仕様を決める段階では、各部門とも了承しているのに、いざシステムを使用する段階
になって実務に合わないので使えないとクレームが入る』
『システム導入の大きな目的であった個別原価管理や進捗の見える化が、導入後いつまで
経っても実現できない』
② これからのMISに求められること
【講師】
モデレータ: 公益社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 花房 賢
スピーカー:ラステック RAS-tech 代表 システムコンサルタント 若狹益弘氏
【プロフィール】
1986年にコンピュータ業界に入ってから、各種流通業、製造業、特に印刷業に特化した基幹システム、生産管理や原価管理のシステム開発・導入支援に携わる。
参加費
一般:15,400円(税込)、JAGAT会員:11,000円(税込) →自社が研究会メンバーか確認したい場合は、お手数ですがこちらのフォームからお問合せください。
印刷総合研究会メンバー:2名まで無料 ([上級] 3名まで [特別] 5名まで)
申込み
Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。 登録後は完了メールが入力したメールアドレス宛に届きます。 有料でお申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。
>>FAX申込はこちら (印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)
問い合わせ先
内容に関して 研究調査部 印刷総合研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して 管理部 電話:03-5385-7185(直通)