広告市場動向と新たな広告プランニング手法

掲載日:2016年3月14日

電通発表「日本の広告費」をもとに広告市場の変化を解説。後半では、メディアやプラットフォームではなく、「人」に着目したマーケティングの取り組み「アンバサダープログラム」に注目する。

先ごろ発表された「2015年日本の広告費」では、4年連続拡大で6兆1710億円と回復傾向が見られる。ただし、媒体別にみるとインターネット広告が二桁成長で牽引し、新聞や折込広告など印刷メディア全体では減少している。広告業界の現在を探ると同時に生活者の行動パターンの変化を背景に、企業と生活者のコミュニケーションの形や印刷メディアの役割変化など現在の状況と今後の可能性を探る。

前半では、「日本の広告費」をもとに広告市場の変化を解説。後半では、メディアやプラットフォームではなく、「人」に着目したマーケティングの取り組み「アンバサダープログラム」に注目する。ソーシャルメディアの発展により、従来のマスマーケティングでは見過ごされてきた既存顧客とのリレーションが可能になっている。その最新事例と、印刷物の可能性について具体事例を紹介する。

開催日程・開催時間

2016年3月23日(水)  14:00-16:20 予定 (受付開始:13:30より) ※終了時間が変更する可能性があります。

1.「変わる広告市場の構造」(仮) (14:00-15:00)
・「日本の広告費」の概要
・媒体別・業種別広告費(広告市場と企業側視点・生活者側視点)
・消費者の購買行動の変化
・次世代のコミュニケーションのありかた

電通総研 研究主幹 北原利行 氏

【講師プロフィール】
電通に入社後、情報システム部門、経営計画部門を経て研究開発部門に所属。2004年(株)電通総研設立とともに出向。2008年電通総研の社内組織化により現職。マス・メディアやコミュニケーション、コンテンツ、著作権に関する研究・コンサルティング、組織人事制度コンサルティング、広告および関連市場・業界動向調査などの業務に従事。 

2.「アンバサダーに着目した新しい広告の可能性」 (15:10-16:10)
・推奨するファンとは
・アンバサダープログラムとは? 従来のマスマーケティングとの違い
・企業と顧客が一緒にマーケティング活動をおこなう時代、具体的な事例紹介
・印刷物の価値の高まり
・今後の可能性

アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 クリエイティブ・ディレクター 藤崎実 氏

【講師プロフィール】
博報堂→大広インテレクト→読売広告社→TBWA HAKUHODO→アジャイルメディア・ネットワーク勤務。多摩美術大学・日本大学 非常勤講師。日本広告学会/クリエーティブ委員、産業界評議員、日本マーケティング学会。WOMマーケティング協議会/理事、事例共有委員会。TCC会員。受賞歴/カンヌ、OneShow、クリオ賞、クリエイターオブザイヤー他多数。日経BP社刊 『アンバサダーマーケティング』監修。

 


【開催・申込要項】

会場

日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)

参加費

15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込)

印刷総合研究会メンバー:2名まで無料( [上級]3名まで [特別]5名まで)

申込

Webからお申込み

Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。

FAXからお申込み

申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)

問い合わせ先

内容に関して
研究調査部 印刷総合研究会担当   電話:03-3384-3113(直通)

お申し込み及びお支払に関して
管理部 電話:03-5385-7185(直通)