DTPエキスパートカリキュラム改訂15版12月発行予定
掲載日:2022年11月21日
DTPエキスパート認証試験の試験範囲『DTPエキスパートカリキュラム』は、2年ごとに全体を見直し改定版を発行しています。
12月発行に向け現在改訂作業を行っている第15版の概要をお伝えします。
印刷ビジネスにおいて、印刷需要を喚起する環境づくりが課題となっている。
印刷および関連業の人材育成プログラムであるDTPエキスパートでは、印刷物制作のプロフェッショナルであるとともに、ビジネスを作り出す人材を想定している。
メディア環境や生活者の消費行動、人口動態や社会構造といったマクロ的要因が産業に与えている影響は大きい。
今回のカリキュラム改訂では、印刷ビジネスにとっての外的要因と、業界内に生じている変化を踏まえ、あらたに『コミュニケーションと印刷ビジネス』というカテゴリとして再編を行っている。
印刷物がコミュニケーション施策の中で適切に機能するためのデザイン力という視点も、ビジネスとの関連の中で改めて位置づける。
その他、前回改訂後の2年間のメディア動向や技術トレンドを踏まえ新たに出題対象となった内容も盛り込む予定だ。
カリキュラム自体は教本ではなく学ぶべき項目の提示となっている。まずは項目概要に目を通していただき、今後のスキル計画の一助としていただきたい。
(JAGAT資格制度事務局)
DTPエキスパートカリキュラム改訂第15版目次
DTP
- 1-1 DTPの概要
- 1-2 DTP環境
- 1-3 文字と文字コード
- 1-4 画像
- 1-5 レイアウト
- 1-6 校正
- 1-7 出力用データ処理
- 1-8 PDF
色
- 2-1 光
- 2-2 色
3 印刷技術
- 3-1 概要
- 3-2 五大要素
- 3-3 網点
- 3-4 プリプレス
- 3-5 プレス
- 3-6 ポストプレス
- 3-7 印刷機器間の情報交換
- 3-8 特殊印刷
- 3-9 デジタル印刷
4 情報システム
- 4-1 コンピューター
- 4-2 ソフトウェア
- 4-3 ネットワーク
- 4-4 マークアップ言語とWeb技術
- 4-5 正規表現
- 4-6 データベース
- 4-7 バーコード
- 4-8 コンテンツ管理
- 4-9 デジタルデバイス
- 4-10 デジタルサイネージ
- 4-11 情報システムとセキュリティ
- 4-12 AI(人工知能)
5 コミュニケーションと印刷ビジネス
- 5-1 印刷物
- 5-2 工程設計
- 5-3 情報デザイン
- 5-4 グラフィックデザイン
- 5-5 マーケティング活動と印刷メディア
- 5-6 印刷ビジネス
- 5-7 法令
・上記は2022年11月21日時点の予定です。
・詳細および確定内容は、12月上旬発行予定の正式版にてお確かめください。
■ 第59期DTPエキスパート認証試験は、カリキュラム第15版に基づき実施します。