サンプル問題2【色】

掲載日:2021年1月21日
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色の混合

次の文中の空欄[A][G]に入る最も適切なものを[解答群]の中から選びなさい。

人間が物の色を認識するには、「光」「物体」「視覚」があって成り立つ。太陽光をプリズムに通すと虹のような色の帯ができ、この色の帯を[A]に分けることを分光という。

人間の目で見える領域の光を[B]と呼ぶ。スペクトルを人間が色と認識するのは、この特定の波長が人間の網膜に刺激を与えて色として感じるためである。スペクトルは虹の見え方のように赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の順に並んでいる。これはそれぞれの波長の長さが違うために生じる現象で、光の中で最も波長の短い部分は[C]見え、長い部分は[D]見える。

人の視神経には、明暗だけに敏感で色は識別しない桿体細胞と、色を感じる錐体細胞とがある。錐体は含まれる物質によりRGBの各光に感度を持つ3種類に分かれる。各色に対応した錐体は[E]反応の仕方が異なるので、色知覚が狂いやすい。そのため、色評価には十分な明るさが必要である。

光が物体の表面に当たると、物体を構成する物質の種類や分子構造によってある波長域の光に[F]が起こり、それ以外の光が反射して目に入り色を感じる。このように光の[F]と反射で色を表現することを[G]という。

解答群

[A] ①スペクトル(波長成分)分布 ②色温度 ③ガモット分布 ④色度

[B] ①可視光線 ②不可視光線 ③7色光線 ④UV光線

[C] ①紫っぽく ②白く ③青く ④赤く

[D] ①赤く ②黒く ③黄色く ④紫っぽく

[E] ①薄暗いところで ②明るいところで ③周囲の温度によって ④騒々しいところで

[F] ①吸収 ②屈折 ③増幅 ④干渉

[G] ①減法混色(減色混合) ②加法混色(加色混合)


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