【DTPエキスパートカリキュラムver.12】[情報システム]4-2 ソフトウェア
掲載日:2016年11月1日
4-2-1 OS(Operating System)
- OSは、コンピューターにより処理を行う上で、共通して必要となる入出力機器の制御やファイルの管理などの機能を果たすものであり、基本ソフトウェアとも呼ばれる。複数のアプリケーションを同時に実行するための管理や、複数ユーザー管理などの機能をもつものもある。OSの種類により、データを扱う方法が異なり、効率的にファイルへの記録をするためフォーマットが異なる。
- 「UNIX」は、1960年代にAT&Tのベル研究所がミニコン用に開発したマルチユーザーやマルチタスク機能をもつOSであり、パソコンから大型コンピューターまで幅広く使用されている。
- 記録媒体やサーバー上にあるデータの読み込みが可能である場合において、OSやアプリケーションが同等に解釈できる必要がある。
- Windowsのデータは、その種類が拡張子により設定されており、「.TXT」はテキスト、「.TIF」はTIFF画像などとなっている。
- WindowsのデータをMacで使用するには、拡張子によるアプリケーションとの関連をリンクできるが、MacのファイルをWindowsで使用する際には、適切な拡張子を付与する必要がある。
- テキストデータの行末処理では、行頭への復帰(CR:Carriage Return)と次行送り(LF:Line Feed)といった2種の制御コードが存在する。テキストエディターやワープロソフトによって対応が異なるので、データ交換する際には注意が必要である。
4-2-2 アプリケーション
- アプリケーションには、「ワードプロセッサー」や「スプレッドシート」、「データベース」、「ドロー」、「フォトレタッチ」、「3D」などがある。