電通のAIコピーライターAICO、Amazon AIを導入した「はいチーズ!」、リクルートグループで開発したAI「A3RT」などの事例を紹介。AIはどんなことができるのか、どこまで活用されているのかを知る。【2018年のビジネス×AI (1)】
日時:2017年12月5日(火) 14:00-17:00(受付開始:13:30より)
参加費:15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込)、印刷総合研究会メンバー:無料
画像を認識して仕分けする、会話の内容を分析して意図を把握する、自動でテキストを生成したり文章を校正するなど、あらゆるビジネスにおいてAI(人工知能)の導入が進んでいます。業務をAIに置き換えることでコスト削減や効率化、ユーザーの満足度向上などの効果が期待できることから2018年以降もこの流れは加速していくと考えられます。
とはいえ、まだAIで何が効率化できるのか、自分たちのビジネスにどう貢献してくれるのか、具体的にイメージしにくい、という方も少なくないでしょう。
そこで今回は「AIはどのくらいビジネスに貢献できるのか」「自社でもAIを活用するべきか」の情報を得ることをゴールとして、AIについて理解を深めます。クリエイティブ分野で導入されているAIについて解説するほか、AIをビジネスに取り入れている先進的な3社を招いて事例を伺います。各社それぞれのAI活用事例に加え、得られた効果や導入に際して必要なことなどを聞きます。
こんな事例をお話いただきます。
・【事例1】 「はいチーズ!」とは、運動会や発表会の子供の写真を保護者がインターネット上で購入できる写真販売サービス。Amazon の画像認識サービス「Amazon Rekognition」を採用、利便性向上に役立てています。
→我が子の写真だけをすぐさま検出、アマゾンの画像認識AIで課題を一発解消(IT Pro)
・【事例2】 AIコピーライターのAICO:電通が静岡大学と共同開発した人工知能(AI)による広告コピー生成システム。人工知能が書いたキャッチコピーによる新聞広告を出稿するなどで話題に。
→電通、人工知能による広告コピー生成システム「AICO」(β版)を開発(リリース)
・【事例3】 A3RT(アラート):リクルートグループの資産を学習データとして開発・導入しているAI。カーセンサーなどで実利用されているほか、無償公開もしています。
シリーズ:2018年のビジネス×AI(全3回)
(1)AIはビジネスでどこまで役に立つか?(12/5) ←本セミナーです
(2)BtoCでチャットボットが増えている~事例から探るチャットボットの可能性(1/16)
チャットボットツールを開発、提供しているNTTドコモ、オンライン不動産サイトの営業支援にチャットボットを活用するiettyが登壇
(3)AIがビジネスにもたらすもの~業務効率化か新サービス創出か~ (page2018 カンファレンス)
関連記事:
・人に代わって自動で対応!便利な「チャットボット」のしくみとは
・チャットボットはどんな用途で使われているか【5つのパターンで紹介】
開催情報
【日時】
2017年12月05日(火) 14:00-17:00(受付開始:13:30より)
【会場】
日本印刷技術協会 3Fセミナールーム(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
【参加費】
15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込)
印刷総合研究会メンバー:無料 [一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで
→自社が研究会メンバーか確認したい場合は、お手数ですがこちらのフォームからお問合せください。
なお原則申し込み後のキャンセルは承っておりません。
【1】AI(人工知能)とクリエイティブワークの最新動向
~創造的な仕事現場に導入されるAIの現状を把握しよう!
Creative Edge School Books 境祐司氏
- AIとは何か? AIの見分け方
「すでに企業で活用されているAI」「まだ研究中のAI」「空想のAI」「偽物のAI」 - デザイン/広告など「クリエイティブ分野」で導入されているAI
- デザイン制作会社や印刷会社がAIで成果を出せる領域とは?
- いきなりAIを導入せず、社内に「AI準備室」を設置するところから始める
- 先行事例の紹介-1:AIによるWebサイトの自動制作~Wix ADI
- 先行事例の紹介-2:AIによるデザインツールの進化~Adobe Sensei
- 先行事例の紹介-3:AIによるマーケティング活動~Albert
- 2018年のクリエイティブ業界、AIの導入で何が変わるのか?
【境氏プロフィール】 インストラクショナルデザイナーとして講座企画、IDマネジメント、記事執筆、講演などを中心に活動。2012年5月、電子出版専門のパブリッシャーとして電子書籍のプランニング、情報設計、デリバリデザイン等を手掛ける。2014年、デジタル専門の一人出版社「Creative Edge School Books」を立ち上げ、主にクリエイティブ系のオンライン学習コンテンツを企画・制作・販売し始める。2016年より、AI(人工知能)本格導入のためのトライアルを開始し、AIシステムやロボティクス関連の実証実験に参加。ニューラルネットワークを使った機械翻訳と画像置換処理(写真画像のイラスト表現など)を中心に小規模なテストを実施中。公式サイト:http://design-zero.tv//Twitter:@commonstyle
主な著書は、 「Webデザイン基礎トレーニング」「Webデザインの見本帳 実例で学ぶ最新のスタイルとセオリー」(監修・執筆/MdN)、「Adobe Edge Animate スタートガイド ~CreativeCloud対応」(技術評論社)、「Amazon Kindleダイレクト出版 完全ガイド」(共著/インプレス)、「HTML & CSS 逆引き大事典」「速習デザイン Webデザイン基礎 改訂3版 」(技術評論社)、「InDesign CS6で作るEPUB 3 標準ガイドブック」(共著/翔泳社)、「EPUB3 スタンダード・デザインガイド」(共著/マイナビ)等。
【2】Amazon AIを活用した写真販売サービス「はいチーズ!」の取り組み
千株式会社 ものづくり部 マネージャー 熊谷大地氏
全国の幼稚園・保育園を中心に5000団体が利用している「はいチーズ!」で、たくさんの写真の中から我が子の写真を効率よく探すためにAmazonのAIサービスを利用して「顔検索機能」を開発した経緯をお話します。
- 「はいチーズ!」について
- 顔検索機能の開発経緯
- 導入効果、ユーザーからの反響
【熊谷氏プロフィール】宮城県出身。2013年千株式会社にシステム開発で新卒入社。社内インフラや新しいシステムの開発を進めながら、会社の中枢を担うものづくり部のマネージャーとしてメンバー管理や事業計画等も担当。
【3】AI コピーライター AICO(アイコ)の開発と活用
株式会社電通 プロモーション・デザイン局 デジタルアクティベーション部
クリエーティブ・マネージャー/デジタルプランナー/コピーライター 堤 藤成氏
【4】リクルートテクノロジーズでAIを開発する意義
株式会社リクルートテクノロジーズ ITソリューション統括部 データテクノロジーラボ部
データテクノロジーインフラグループ兼データテクノロジープロダクト開発グループ
松田 徹也氏
申込み
下記フォームに必要事項をご記入いただき「送信」ボタンを押してください。登録メールアドレス宛に完了メール(参加証)が届きます。後日郵送にて請求書が届きます。→お申し込み後の流れについて
FAXからお申込み
・申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)
問い合わせ先
内容に関して(ちょっとしたことでもお気軽にお問合せください!)
研究調査部 印刷総合研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 電話:03-5385-7185(直通)