2月9日(Fri) 13:00〜15:00
DTPによる印刷トラブルを防ぐには、基本的な技術や特性を押さえつつ、プリプレスから仕上がりまでの工程を想定し、データ制作を行う必要がある。DTPトラブル対策のための必須知識をもう一度基礎から学ぶ。
■概 要成熟期にあるはずのDTPだが、未だトラブルの絶えない状況が変わらない。原因は商業印刷関連の基本的な技術や特性がしっかり理解されていないことにある。 実はアプリケーションの操作を覚えるだけでは不充分で、カラーマネジメント、PDF、出力、そしてオフセット印刷といった工程から仕上がりまでを想定して、データ制作をする知識が必要となる。 印刷物制作で超えなければならないこれらのハードルにあらためて着目し、DTPトラブルを防ぐために押さえておきたい知識を解説する。■受講対象 ・DTP・プリプレス〜印刷業務で起こるデータトラブルについて、事例や原因をあらためて整理・学習したい方 ・入稿データのトラブル対策について「今さら聞けない」「もう一度基本を学びたい」という方 ■主なカリキュラム 1.トラブルのプロセス 〜印刷工程で起こるのはなぜ? 2.出力の問題 〜しくみと基本を見直す 3.カラーマネジメント 〜カラー設定とその役割 4.効果・アピアランス 〜出力とIllustratorの機能 5.PDF 〜入稿データの仕様 6.解像度・ピクセル・線数・網点 〜その関係と問題 7.見当の問題 〜印刷を考慮したデザイン・色指定 ■古殿講師からのメッセージ時代の流れとともに進化して行くデジタル技術と印刷物製作。 しかし、今も確実な入稿データ制作なくしては円滑な業務遂行が難しく、各工程でのトラブルの原因となっています。 そして、その対策には「トラブルが起きたらどうするか」ではなく「トラブルを起こさないためにどうするか」という視点が非常に重要です。 本セミナーで、DTP・プリプレスの基本を見直し、入稿データ制作に必要な印刷知識をあらためてみなさんと一緒に学習したいと思います。
当日価格:17,000円