カンファレンス
クロスメディア
場所:ワールドインポートマート5F
2月7日(Wed)
13:00〜15:00
【CM1】デジタルx紙メディアxマーケティングの可能性
必要なものは「マーケティングのデジタル化」であり、媒体が「デジタル」か「アナログ」かというだけで、手法は変わりません。デジタルとマーケティングを掛け合わせて、紙メディアを介在することで相乗効果を探ります。
本セッションでは、
・デジタルをリアルに落とし込むにはどうすればよいのか、
・特に「デジタル×紙メディア×マーケティング」
について、ディスカッションしていきます。
マーケティングにデジタルとアナログを区別することやデジタルメディアと紙メディアをVS.で捉えることは意味をなさないはずです。 そもそもアナログマーケティングなどという言葉は存在しないと思います。また媒体がアナログだからデジタルに比べて効果が見えないというのもそれこそアナログ的な発想といえます。
例えば紙のDMをeメールに置き換えるとコストは格段に下がるでしょう。しかしコミュニケーションの観点からすると重要なものは、チャネルやメディアを通して伝えたい情報が顧客に的確に届くことではないでしょうか。生活者にとっての選択肢が増えたと考えることで、複数のメディアを組み合わせる手法が必然的に生まれてくるはずです。それぞれのよさをうまく引き出すことがこれからのビジネスで必要になってくるでしょう。
スピーカーには、DM大賞の最終審査委員も務める博報堂ケトルの木村健太郎氏、CCCマーケティングでデータベース、リアル店舗などソリューションの企画を担う石井大樹氏、ディノス・セシールで、カタログとWebの融合に取り組む石川森生氏を迎えます。
モデレータには、多くの企業のマーケティングのデジタル化を支援しているアビームコンサルティングの本間充氏を招きます。デジタルとマーケティングを掛け合わせて、そこに紙メディアを介在することで相乗効果を探ります。
デジタルメディア関連セッション
・【CM1】デジタルx紙メディアxマーケティングの可能性
・【CM2】コンテンツビジネスにおけるブランディングとマネタイズ
・【CM3】企業はどうAIに向き合うか〜業務効率化、新サービス創出などAI活用の今を知る〜
・【CM4】デジタル時代のマーケティング・コミュニケーション
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木村健太郎
(きむらけんたろう)
博報堂ケトル 代表取締役 共同CEO エグゼクティブクリエイティブディレクター
博報堂アジアパシフィック共同チーフクリエイティブオフィサー。博報堂入社後、ストラテジーからクリエイティブ、デジタル、PRまで職種領域を越境したスタイルを確立し、2006年博報堂ケトルを設立。マス広告を基軸としたインテグレートキャンペーンから、デジタルやアウトドアを基軸としたイノベーティブなキャンペーンまで幅広い得意技を持つ。海外での講演も多く、2013年から3年連続でカンヌライオンズ公式スピーカー。2017年4月より、新たに博報堂のアジアパシフィック地域でのチーフクリエイティブオフィサーの職務を兼任。
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石井大樹
(いしいだいき)
CCCマーケティング マーケティング本部 マーケティングデザイン部 プランニングユニット ユニット長
1976年大阪府生まれ。大学卒業後、マーケティングとPRを融合したベンチャー企業にて、ストラテジーからコンテンツ、メディアまで一気通貫で担当。
2013年CCC入社後、一貫して、ビッグデータをもとにロジックとクリエイティブを掛け合わせた企画、プランニング業務に従事。
オンとオフの各種メディアに加え、データベース、リアル店舗などCCCグループ全体を横断したソリューションの企画を担う。
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石川森生
(いしかわもりう)
ディノス・セシール CECO (Chief e-Commerce Officer) EC本部 EC企画部 ゼネラルマネージャー
SBIホールディングスに入社、SBIナビ(現・ナビプラス)の立ち上げに参画。その後、ファッション通販サイト・マガシークでマーケティング部門の責任者として、サイトリニューアルやサイト改善PDCA確立、広告CRM最適化、海外の最先端ソリューション導入を推進。タイセイのWEB部門を分社化したTUKURUを創業。2016年2月より現職。
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本間充
(ほんまみつる)
モデレーター
1992年大手消費財メーカーに入社。以後、Webエンジニア、デジタル・マーケティング、マーケティングを経験。2015年に、アビームコンサルティング株式会社に入社。多くの企業のマーケティングのデジタル化を支援している。他にも、ビジネスブレークスルー大学でのマーケティングの講師、東京大学大学院数理科学研究科 客員教授(数学)、文部科学省数学イノベーション委員なども勤め、産業・科学の両発展に貢献している。