カンファレンス ワークショップ 場所:ワールドインポートマート5F

28日(Thu) 15:45〜17:45

【WS】インフォグラフィックスの基礎と活用法

言葉だけでは伝わりにくい情報が、図で示すことで瞬時に伝わることがある。情報を視覚的に表現する手法であるインフォグラフィックスの基礎をグループワーク形式で学び、ビジネス活用のヒントを持ち帰っていただく。

インフォグラフィックスは、広報、ニュース解説、サインシステム、ウェブサイトのUIなど、さまざまな分野で活用されている。
また顧客へのプレゼンテーションや企業内コミュニケーションなど、あらゆる分野にインフォグラフィックスの手法は応用できる。

インフォグラフィックスを実践するためには情報分析力、構成力、表現力などさまざまなスキルが必要だが、それは座学だけで身につくものではなく、日々の観察や実践の積み重ねが不可欠だ。
そこで本セッションでは、参加者が実際に手と頭を動かすことで、インフォグラフィックスの基礎を体得していただく。
他人に分かりやすく伝えるにはどうしたら良いのか、何らかの気づきを得て、ビジネスでのコミュニケーションに生かしていただきたい。

講師に迎える木村博之氏は、インフォグラフィックスという言葉が日本で使われる以前から情報の可視化に取り組んできたベテランで、「デザインノート No.73」(2017 誠文堂新光社)などのメディアにも登場している。現在は本業のデザインワークのほか、企業や教育現場でのワークショップに力を入れている。

参考:木村氏のインタビュー記事「なぜ今、インフォグラフィックスなのか|ojo」

●セッション内容(2018年1月31日更新)
座学 インフォグラフィックスの基礎「コンセプト、軸、捨てる、スパイス」
先人のコンセプトづくりに学ぶ
 ↓
ワークショップの説明、テーマの提示
 ↓
個人ワーク(練る)
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グループワーク(集約→作成) 
各自がコンセプトを熱く語り、意見やアドバイスを共有しながらグループの一押し案を決定。模造紙に展開。
 ↓
グループワーク(プレゼンテーション) 質問・アドバイス
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ワークショップの振り返り〜総括

※本セッションは、PCなどのデジタル機器は使用せず、全てのワークを手作業で行っていただきます。
作業に必要な文具類はご用意いたします。

●対象
企画、制作、営業、工程管理、その他、伝え方に関心を持つ方ならどなたでも。

●関連記事
・インフォグラフィックス制作の考え方と手法(2017.9.13開催 JAGAT印刷総合研究会での木村氏の講演概要)
・インフォグラフィックスはなぜ必要か
・伝えたいことは、図で表してみよう
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当日価格:17,000円

  • 木村博之
    (きむらひろゆき)

    モデレーター
    1995年、SND Malofiej Awards金賞受賞。1998年、長野オリンピック委員会「長野オリンピック公式ガイドブック」「公式ガイドマップ」「デイリープログラム」など公式出版物の企画デザイン制作。2009年、SND国際コンテスト審査員。2011〜2013年、経済産業省「ツタグラ(伝わるインフォグラフィックス)」のアドバイザリーボード。経済産業省「中小企業白書(2014年版)」のインフォグラフィックス担当。2012〜2017年、日本経済新聞のデザインコンサルタント。現在、本務であるインフォグラフィックスやコンセプトデザインを様々な媒体に提供しながら、千葉大学や明治大学などの講師や、社会人向けのセミナーやワークショップを通じて、分かりやすさや使いやすさを追求するコミュニケーションの技を広めている。最近は、小学生を対象に、空間認知能力や可視化能力を高め、自分で考え、伝えあう、「つなぐ」を意識した教育に取り組んでいる。著書に『インフォグラフィックス』(誠文堂新光社、2010)などがある。