公益社団法人日本印刷技術協会は2015年2月4日(水)から6日(金)まで、東京池袋のサンシャインシティコンベンションセンターにおいて「変わるニーズ。変わるビジネス。」をテーマにpage2015を開催する。出展社数140社、500小間(2015年1月7日現在)が参加する今回の展示会の見どころと、特別企画を紹介する。
page2015では初めての試みとしてデジタル印刷用紙やインキなどのマテリアルの展示を行う。これまでのデジタル印刷機本体機能性だけでなく、用紙やインキなどの諸資材を一堂に紹介することで、今後、急速な成長が見込まれるデジタル印刷分野の最適な運用方法を提案していく。今までの紙の制約から離れて、新たなクリエイティブの可能性の提案にご期待いただきたい。
(page2015特設サイトの展示会タブにて、「紙 / サプライ」にチェックをしていただくと、各出展企業の情報をご確認いただけます。)
前回から設置された「パッケージ・ラベルゾーン」では、小ロット対応、オンデマンド需要、ブランディング対応、さらには識別・セキュリティ関連システムなどを紹介。印刷品目として将来の成長が見込まれるパッケージ・ラベル分野の新たな市場創出と拡大を提案する。
(page2015特設サイトの展示会タブにて、「パッケージ」及び「ラベル&シール」にチェックをしていただくと、各出展企業の情報をご確認いただけます。)
エキスパート資格情報展示・配布、書籍販売、VIPルームで構成。今回の目玉は、資格コーナーでの最新『DTPエキスパートカリキュラム(第11版)』の発表、無料配布、そして書籍販売コーナーにおける『改訂版クロスメディアエキスパート受験サポートガイド』等の最新刊の販売。各試験の受験を考えている方、更新試験を控えている方、人事・教育担当者の方は、試験の最新情報や効果的な学習のための資料収集のために是非お立ち寄りいただきたい。
JAGATコーナーのご案内はこちらから
印刷業界内外に、印刷会社の取り組みと可能性、地域における役割について、フリーペーパー展示を通じて訴求する。フリーペーパーは、印刷会社が製造業にとどまらない企業活動をしなければ継続的に発行できない象徴的産物であり、印刷業界以外の方に、地域における印刷会社の役割や活動、その機能をわかりやすくイメージいただくのに適している。今回の展示をとおして、全国の印刷会社がそれぞれの地域においてどのようや役割を果たしているか、そして印刷メディアにはどのような良さと可能性があるか、地域色豊かな各地のフリーペーパーを見ながら再考する機会を提供したい。 (展示フリーペーパー:JAGAT会員25社、29紙誌/1都1道17県)
展示会見学に行くと、つい見落としてしまいがちな、見なくてはいけなかったもの・こと、見落としてはいけないポイントをご案内するツアー。今回は、「プロダクティビティ」「クリエイティビティ」の二つの視点でコースを設定する。
page2015の出展内容を分類すると、下記の様に多岐に亘るものとなっています。
印刷ビジネス、紙/サプライ、大判プロッタ、カラープリンタ/POD、カラーマネジメント/モニタ、環境対応、サイン&ディスプレイ、デジタルカメラ/画像入力、電子書籍/電子カタログ、ネットワーク/サーバ/ストレージ、パッケージ、バリアブルプリント、プルーフ/検版、ポストプレス、ラベル&シール、ワークフロー/PDF/RIP、検査装置、CAD/ベクタグラフィックス、CTP、DB/XML/コンバータ、DM、DTP/組版/フォント、MIS/JDF/管理システム、Web to Print/EC、3D、その他
これらの中から、自社のビジネスに活用できる―顧客の問題解決ができる仕組みやモデルをつくるための技術、ハード、ソフト、ソリューションを選択しなくてはなりません。さらにその仕組みやモデルを構築していく上で、利益をより確実なものとするには、「プロダクティビティ」と「クリエイティビティ」の両方向を伸長させるものでなければなりません。
page2015展示会の「見どころツアー」は、「プロダクティビティ」と「クリエイティビティ」の二つの視点でコースを設定、それぞれの視点から、ツアーコンダクターが、各社の設備導入にお役立ちいただける情報を提供いたします。
2003年より広告・出版・映像・印刷などのメディア産業にフォーカスしたIT系企業でセールスとマーケティングを担当。電子出版やコンテンツマネジメントに関連する最先端ソリューションの国内市場でのラウンチを通じ、動画や音声を活かした新しいデジタル出版物のリリースに携わる。2012年にソーシャルエージェント株式会社を創業。おもに出版/広告市場においてデジタルマガジンやモバイルコマースなど、スマートデバイスを活用した新しいデジタルメディアのプロデュースを手掛ける。
1993年より東洋インキ製造株式会社、Indigo(現在はHP)製デジタルオンデマンド印刷機の技術、アプリケーション開発、ならびにデジタルフロントエンドの企画、開発を担当。2001年より印刷系ITベンチャーにてシステム開発、ソリューション開発責任者としてオンデマンド印刷のアプリケーション開発に従事。2003年同社退職し、株式会社バリューマシーンインターナショナルを設立、現在に至る。デジタル印刷を中心とした、品質・カラーマネジメントなど基礎技術から、デジタルワークフロー・Web-to-Printなどビジネス技術面でのコンサルティング、企画・セールス・マーケティング面でのビジネス開発コンサルティングを多数手掛ける。
C1:2月4日(水) 11:00〜
C2:2月5日(木) 11:00〜
C3:2月6日(金) 11:00〜
プロダクティビティとは、一言でいえば「生産性」ということになるでしょうか。生産性を高める、すなわち効率化、省力化、オンライン化、自動化など様々なキーワードが浮かびますが、印刷会社としての生産性とは高利益率化、高付加価値化なども含まれるのではないでしょうか。
プロダクティビティ・コースでは、これらを「ハードウェア(印刷機・後加工機など)」「ソフトウェア(ワークフロー・デジタルメディアなど)」「材料(用紙・トナーなどの印刷材料など)」の3つの切り口で、新製品、新技術、トレンドを解説します。
ツアーは3日間となりますので、共通する内容と合わせて、各1日ずつ中心とするテーマを変えて展示会場をご案内します。
P1:2月4日(水) 15:00〜
ハードウェア(印刷機・後加工機)を中心として、主に生産機器での新製品、新技術やトレンドを解説。ハードウェアに関連したソフトウェアや材料などを補足しながら10〜12社のブースを巡ります。
P2:2月5日(木) 15:00〜
ソフトウェア(ワークフロー・デジタルメディア関連)を中心として、主に効率化・自動化やオンラインソリューションなどを解説。ソフトウェアに関連したデジタル印刷システムや材料面での新製品を補足しながら10〜12社のブースを巡ります。
P3:2月6日(金) 15:00〜
材料(用紙・トナーなどの印刷材料)を中心として、主に高付加価値化のソリューションを解説。材料に関連したハードウェアやソフトウェアを絡めて10〜12社のブースを巡ります。
※各日でのツアールートは異なります。
定員:各回20名
ソフトウェア、アプリケーションの利用方法は、クラウドサービスへと移行。また、スマホ、タブレット、PCの連携が新たな価値を生むようになり、これらをクリエイティブ・ワークにどのように活かせるのか、具体的に使える方法を提供する。
(また会場にて、VAIO Prototype Tablet PCを体験することが出来ます。)
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