円熟期にあるDTP技術ですが、入稿データはいまだに出力トラブルを起こしています。その原因となるデータ制作の問題から、解消するためのクライアントサイドへのアドバイス、「出力できるDTPデータ」のアプローチ方法を考えます。
●セミナー内容
1. 出力トラブルの原因
・考え方
2. トラブル原因の追求と解消法
・検証フロー
・トラブルの解消とクライアントへの報告
3. 出力に対する「共通認識」
・トラブルデータの何が問題なのか?
・クライアント・印刷営業と出力現場
4. 入稿前のデータチェック
・「出力できる入稿データ」のチェック
・クライアントに提案する項目 5. トラブルデータとは?
・データ事例
6. PDF入稿の場合
・印刷用PDFの必要項目
・PDFのデータチェック
・注意点
●講師からのメッセージ
印刷物製作の中で起こる「DTP出力トラブル」は業務の泣きどころです。原因として、クライアント(入稿データ制作側)と印刷会社(出力側)の共通ルールが確立されていないことや、出力と相性のよろしくない形でデータ制作がされている場合など、個別の要因も考えられます。
この問題解決のためには、印刷会社からクライアントへの「出力できるデータ制作」の基本事項の伝達や、入稿前のデータ確認の方法を提案することが必要となります。また、印刷会社の中でも「何でも営業」「何でも出力現場」が負うのではなく、内容によって役割の棲み分けをすることで、効率の良いクライアントへのアプローチが可能になります。
本セミナーでは、出力トラブルの段階・症状・役割別に「基本編」「制作編」「コミュニケーション編」に分け、その解消法を探って行きます。
このセッションの参加費は、17,000円 です。