資材、電力などの値上げは製造原価を着実に押し上げつつあります。厳しい競争環境のなか、さまざまな自衛策を講じることが「強い製造現場作り」につながります。実際の印刷会社の取り組み事例や削減ツールを紹介します。
資材、電力などの値上げは製造原価を着実に押し上げつつあるといえます。
本来は販売価格に転嫁すべきですが、厳しい競争環境のなか、さまざまな自衛策を講じることも必要です。
また、そのような取り組みをすること自体が“強い製造現場”づくりにもつながります。
本セミナーでは、実際の印刷会社の取り組み事例や削減ツールを紹介します。
紅屋オフセット株式会社 今井 敏義氏 講演より
資材・電力の値上げに負けない工場運営を目指して
1 はじめに 2 オフ輪業界を取り巻く環境 3 エネルギーコスト削減の取り組み ・電気 ○設備改善:原動モーター、コンプレッサー、冷水用チラー、空調、照明 ○電力見える化:センサー設置、デマンド監視装置設置→契約電力見直し ○省エネ補助金の活用 ・ガス ○都市ガス転換 4 資材コスト削減の取り組み ・インキ、湿し水:低温乾燥印刷の取り組み ・廃液:現像廃液1/8導入 ・ブランケット:スチールバックブランケット導入 5 創エネの取り組み ・太陽光発電事業 ○副次的効果:工場屋根の遮熱効果 6 おわりに ・次のステップへ
トーク株式会社 山本 徳太郎氏 講演より
“見える化”後の工場運営(改善活動)の成否
様々なロスを見える化しても従業員は活性化しない。その本質は何かを問い直す。 (1)現状認識 (2)生産性(工場運営)を向上させる6つの視点 (3)過去の管理技術を検証 (4)新しい見える化手法(カーボンアイ プラスの見える化手法を紹介) ・印刷機、加工機など見える化の事例紹介 -1枚当たりの電力コストは -電力波形から読み取れる改善ポイント (5)見える化できても、取組み会社によって成果は大きく違う ・取り組み事例と成果比較 (6)何故、成果に大きな差が生じてしまうか(背景を考察する) (7)見える化の本質 ・気にしていると、ものは見える ・思い込みがあると、ものは見えない ・人は自分に必要なことだけ選んで見ている (8)経営層と従業員の考えの決定的な違い (9)従業員を活性化させるために欠かせないこと
このセッションの参加費は、17,000円 です。