主催:一般社団法人日本写真学会
710号室
【お問合せ】日本写真学会事務局長 山岸Tel:03-3373-0724 まで 詳細は写真学会HP 日本写真学会オープンイベント技術アカデミー 参照。申し込みも日本写真学会でお願いします。 【プログラム】 13:00 受付開始 ●講演1「特注の印刷プロファイル作れば、こんなに簡単に色が合うのだ!」の巻 講師:上原ゼンジ氏(写真家)、庄司正幸氏(プロファイラー) 現在Japan Color等の標準印刷規格を使用するのが一般的だが、特殊な紙を使用する場合はその紙用に印刷プロファイルを作成し、そのプロファイルでカラーマネージメントすると大変簡単に且つ精度よく、運用・印刷することが出来る。通常の書籍でカラー印刷をする場合、風合い、重さ、価格などの問題で微塗工紙などを使うケースが多い。ただレタッチや写真主体の本では色が正確に出て欲しいので、プロファイルを使った運用が望まれている。 上原ゼンジ氏は自分の本(写真集や技術書)を出版する際、庄司氏に印刷プロファイル作成を依頼して、ワークフローを組んだところ、驚くほどスムースに仕事がつながった。微塗工紙を使って写真集等を出す場合には、十中八九特注プロファイルを使用した方が良 いのだ。様々な方法にトライした例を実務的に解説・検証する。 ●講演2「ここまで進化した3D印刷」 講師:上古琢人 氏(株式会社立体技研 代表取締役) 峯野秀樹 氏(グラパックジャパン株式会社 取締役営業本部 長)他 レンチキュラーを使用した立体印刷のことはご存知だと思うが、最近は3D印刷データを簡単に作成するソフトやCTPの精度、印刷材料、レンズシートの精度が格段に進歩して、様々な効果を持つ3Dや動画効果を持つ印刷物が生まれている。本セッションでは魅力的な効果を持つ事例を数多く紹介する。 ●講演3「RGB発光インキを利用した印刷」 講師:浅尾孝司 氏(株式会社SO-KEN 代表取締役) ディスプレイはRGB、印刷はCMYKと短絡的に考えがちだが、発光インキを利用すればRGB印刷も夢ではない。ここではブラックライトに反応して発行するインキを利用したRGB印刷を紹介する。白いウエディングドレスがぱっと赤いドレスに変わるなど、独特な演出が可能になる。その他、太陽光でフルカラーになる印刷など魅力的な事例も数多くご紹介する。
このセッションは、無料です。