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場所:ワールドインポートマート5F
【G2】Web to printの新展開<Web上で動作する新たな組版エンジンの可能性>
Web to printの技術は、ネット印刷ビジネスだけには留まらない。デザインテンプレートや共通パーツによる簡易レイアウト、Web制作と印刷の一元化など、DTPに置き換わる可能性を考える。
Web to printは、デザインテンプレートや共通パーツによる簡易レイアウト、Web制作と印刷の一元化など、独自の組版エンジンが動作することによって、DTPに置き換わる可能性がある。専門的な知識やスキルなしに自動組版や簡易レイアウトが行うことが可能になり、さらに印刷物と電子コンテンツのワンソースマルチユースも実現する。これからのWeb to printと新たな組版エンジンについて議論する。
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このセッションの参加費は、17,000円 です。
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村上 真雄
(むらかみしんゆう)
元アンテナハウス 取締役。XSL-FO/CSS組版エンジンのAntenna House Formatterの企画・開発に携わる。2014年、Webブラウザベースの次世代CSS組版エンジンをオープンソースで開発する「Vivliostyleプロジェクト」を推進するため、ビブリオスタイル(Vivliostyle Inc.)を設立。W3CのCSS組版関連の標準化活動にも参加している。
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藤原 広光
(ふじわらひろみつ)
奈良先端大博士課程前期(情報科学)修了。2001年フィット設立に参画し、日本語組版や編集工程の効率化などの受託開発を行う。2006年より代表取締役。Webブラウザ上で入力編集し、独自の組版エンジンにて印刷用データや各種デジタルデータを生成、配信するシステムを開発し、ASPサービス提供を行っている。応用範囲は広く、書籍・冊子の自動編集・出版、
マニュアル制作・配信(SymManual)、電子ブック配信システム、シラバス管理、定款約款管理、辞書編集管理、医薬品データ管理など多数の実績がある。
2006年池田銀行ニュービジネス地域起こし大賞、2007年経済産業省ものづくり日本優秀賞、2010年経済産業省関西フロントランナー大賞を受賞 。
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川原 正隆
(かわはらまさたか)
1987年名古屋市中区において個人会社「写植・版下 すきっぷ」を設立、写研PAVOで手動写植を始める。94年「有限会社ニューキャスト」に社名変更、データベースを用いた自動組版などに挑戦し、顧客への提案活動を始める。その後「株式会社ニューキャスト」に組織変更。印刷物やWebの編集、制作の傍ら、業務効率化を目指してWeb入稿~自動組版システムWPS(Web Publising Service)や画像管理、工程管理の開発に取り組む。
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千葉 弘幸
(ちばひろゆき)
モデレーター
JAGAT 研究調査部シニアリサーチャー
1983年に凸版印刷に入社し、CAD・CTSなど社内用文字画像のシステム開発に従事。その後、住友金属工業にてレイアウトソフトEDICOLORの開発企画、プロダクトマネジメントを担当。アドビシステムズにてInDesignのセールスサポートを担当。
2002年よりJAGAT、DTP・プリプレス、クロスメディア、ドキュメント管理、デジタル印刷などの研究会企画・調査を担当。