カンファレンス
印刷マーケット
場所:ワールドインポートマート5F
2月10日(金)
15:45〜17:45
【PM5】デジタルメディア時代の出版ビジネス最前線
デジタル時代の電子と紙の出版物の関係や新サービスについて語る。今後の出版ビジネスのあり方、手法を展望。 またデジタルと紙をVS.で考えるのではなく、双方の良い点を相乗効果的に使う方法など議論していく。
スピーカーは出版物のデジタル化の支援を行っている出版デジタル機構の新名新氏、小説投稿サイト運営、書籍化プロデュースのエブリスタ芹川太郎氏、司馬遼太郎、村上春樹小説作品の初の電子化を手がけた文藝春秋の吉永龍太氏。出版ビジネスの課題と今後の展望を議論する。
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新名新
(にいなしん)
1954年生まれ。1980年に中央公論社に入社、文芸編集者として吉行淳之介、司馬遼太郎、筒井康隆、村上春樹、内田康夫などの作家を担当。1996年角川書店(現・KADOKAWA)に入社、2007年、同社の常務取締役に就任。電子を含む出版部門、海外版権部門を統括するかたわら、モバイルブック・ジェーピー、リブリカ、ブック・ウォーカーなどの電子出版関連企業の社外取締役を務める。2014年、出版デジタル機構代表取締役社長に就任後、現在に至る。
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芹川太郎
(せりかわたろう)
1982年生まれ、公認会計士。
大手監査法人、ロンドン芸術大学修士、戦略コンサルティングファームを経て、2013年DeNA入社。
2015年より小説投稿サービス「エブリスタ」の責任者を経て現任。
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吉永龍太
(よしながりゅうた)
1989年文藝春秋入社。週刊文春編集部(グラビア班デスク)、ノンフィクション単行本編集部などを得て、2014年から、電子書籍・雑誌の制作、宣伝、営業等を統括する、文藝春秋電子書籍編集部長。司馬遼太郎、村上春樹小説作品の初の電子化などを手がける。電子書籍オリジナルコンテンツ「文春e-Books」を創設。2016年は『あと100円でもう一品! 楽天レシピ 節約お料理ベスト100』、『週刊文春が報じた ジャニーズ女帝メリー喜多川 怒りの独白5時間』等が注目される。芥川賞受賞作家・村田沙耶香の『コンビニエンスストア様』を電子書籍&PODで展開。
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上野寿
(うえのひとし)
モデレーター
1990年に社団法人日本印刷技術協会入社。page事務局に所属、会員業務課、広報・イベント課、マーケティング部などを経て、2005年より広報担当。イベントの企画運営と広報業務全般を行う。2006年度『印刷白書』のリニューアルを行い、以降『印刷白書』の編集に関わる。2012年から研究調査部に配属。メディアの調査・研究とともに自動車旅行推進機構(カーたび機構)とのコラボレーション「観光支援ビジネス研究会」にも携わる。