基調講演
基調講演
場所:ワールドインポートマート5F
2月5日(金)
10:00〜12:00
【基3】紙メディアの特性と優位性、その科学的表現の可能性
紙メディアは効果や優位性の定量的な表現の難しさが電子メディアと比べて不利になっている。印刷メディアの良さを「肌触り」などの感性的表現でなく、科学的に表現するにはどうすれば良いか。その研究はどこまで進んでいるか。紙メディアに関わる人が知っておくべき知識とは。メディアニュートラルの視点から、電子メディアと比べた特性及び、電子メディアとの適切な使い分けを学術的に考える。
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このセッションの参加費は、16,200円 です。
お申し込みセッション数によって割引があります。
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猪股康之
(いのまたやすゆき)
1956年生まれ。日本プリンティングアカデミー卒業後、父が経営する軟包装印刷会社を後継。企業経営の右も左もわからず、迷走暴走。自分の経営力不足を痛感し、経営者仲間と交流会を開催。印刷企業後継者の相互成長の場となり、25年間継続。2014年、日本プリンティングアカデミー学校長に就任。学校改革に着手。印刷業「次世代経営者の育成」に特化した日本唯一の専門学校へ。作品制作とコミュニケーション訓練を中心にした新入社員研修・社員研修へ。
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前田秀一
(まえだしゅういち)
東海大学 工学部光・画像工学科教授/技術士(化学部門,総合技術監理部門)/Ph.D(Sussex大学)
1989年慶應義塾大学理工学研究科修了。1989~2010王子製紙株式会社にて、情報記録用紙、電子ペーパー、ディスプレイ用光学部材の開発。2010年より東海大学にて、加飾技術、金属薄膜、3Dスクリーンの研究。高分子学会印刷・情報記録・表示研究会運営委員長、加飾技術研究会理事・会長、日本画像学会編集委員・電子ペーパー部会委員。
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柴田博仁
(しばたひろひと)
2003年、東京大学大学院 工学系研究科 博士課程修了。専門はソフトウェアのユーザインタフェースデザインと認知科学。これまで、紙と電子メディアの読み書きへの影響を客観的・定量的に比較する研究に従事。これらの知見をもとに、現在は紙と電子メディアを融合する新たなメディアの研究開発に取り組んでいる。Association for Computing Machinery (ACM)、情報処理学会、人工知能学会、日本画像学会会員。
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藤井建人
(ふじいたけと)
1995年から出版流通グループで経営企画に従事。経営計画策定、経営分析、企業評価、管理会計、M&Aなどに携わる。2003年からJAGATで印刷総合研究会を中心に活動。印刷産業の構造分析・印刷会社の経営分析・中小企業論・メディア論・地域活性などの研究調査に従事。共著に「
印刷白書2007~2015」「印刷産業経営動向調査2006~2015」「
印刷会社と地域活性1・2」など。