カンファレンス
ビジネス
場所:ワールドインポートマート5F
2月3日(水)
15:45〜17:45
【B2】顧客視点からのオムニチャネル戦略 ~顧客満足度向上を見据えた ネットと店舗の融合施策とは~
<顧客満足度向上を見据えた ネットと店舗の融合施策とは>
顧客とのコミュニケーションを通じて店舗への送客を積極的に進める、両社のオムニチャネル成功事例をそれぞれ紹介。後半は、事業の陣頭指揮を執る2人が顧客視点からオムニチャネルの本質や取り組み、“ 勝負力”について本音で語り合う。
---------------------------------------------------------
顧客とのコミュニケーションを通じ、ネットから店舗へ、また店舗からネットへと相互送客を図るオムニチャネル施策は、今や通販業界で必須な戦略となりつつある。ただ重要なのは、単なる送客で終わらせず、顧客を確実に引き付け商品購入につなげる“エンゲージドコマース”であることだ。
一時的な売り上げにとどまることなく、顧客が喜んで継続購入してくれる「LTV(ライフタイムバリュー)」につながる仕組みが不可欠といえる。そのためには自社の強みをよく理解して勝負するポイントを明確に定め、“顧客軸”や“顧客時間”に軸足を置いた戦略を立てていく必要がある。顧客の満足度がアップすればおのずから収益も上がり、経営陣が理解しやすいKPIも生み出すことができる。
本セッションでは、ネットをきかっけに写真プリントやフォトブックのような紙の利用に引き込むキタムラの取り組みや、販売する食材にレシピ提案や顧客同士のコミュニケーションを絡ませていくオイシックスの立体的なブランディング施策も披露。オムニチャネルの第一線で活躍する両社のキーマンが、今後通販業界が目指すべき“顧客体験づくり”を語り合う。
一覧に戻る
このセッションの参加費は、16,200円 です。
お申し込みセッション数によって割引があります。
-
逸見光次郎
(へんみこうじろう)
キタムラ 執行役員 EC事業部長 オムニチャネル推進担当
1994年に三省堂書店入社。1999年にソフトバンクに入社し、イー・ショッピング・ブックス立ち上げに参画する。アマゾンジャパンを経て2007年にイオンに入社し、ネットスーパー事業の立ち上げとグループのネット戦略構築に従事。その後、イオンデジタルビジネス事業戦略担当も経験する。2011年にキタムラに入社し、店舗とネットの融合を進める。
-
奥谷孝司
(おくたにたかし)
オイシックス 総合マーケティング室 室長 COCO(チーフオムニチャネルオフィサー)
1997年に株式会社良品計画入社。ドイツ駐在や「WorldMUJI」運営などを手がけ、衣服・雑貨部では無印良品のヒット商品「足なり直角靴下」などを開発し、2010年にWEB事業部長に就任。 2015年10月にオイシックスに入社し現職。10年、早稲田大学大学院商学研究科夜間主MBAマーケティング・マネジメント研究修了。2015年4月から日本マーケティング学会常任理事。
-
渡辺友絵
(わたなべともえ)
モデレーター
音楽出版社などを経て(株)通販新聞社に入社し、「週刊通販新聞」および「月刊ネット販売」の編集長を務める。その後、個人事務所通販研究所を立ち上げ、通販業界の取材・執筆や各種セミナー講師、企画・コーディネート業務などに携わる。2009年に一般社団法人・通販エキスパート協会を立ち上げて代表理事に就任し、2010年より「通販エキスパート検定」試験を運営する。現在、日本ダイレクトマーケティング学会会員、(公社)日本印刷技術協会客員研究員、一般社団法人ECネットワーク研究員。